Monday, February 7, 2011

ツンデレ中国語

「ツンデレ」は中国語では傲娇(アオジャオ) という。

もともとツンデレ的なキャラクターを表す中国語の単語として「外冷内热」があるが、サブカルの世界ではツンデレを直訳したものに当たる 傲娇 が圧倒的な支持を得ているようだ。

傲(ao):傲慢(ごうまん)
娇(jiao):あいくるしい

さて、ツンデレな人は中国や日中のビジネスシーンでもツンデレを貫きたいはずである。重要な取引でツンデレ表現が出てこず商機を逃すようなことがないよう、ツンデレ中国語を勉強しよう。

最初にこの一言がないと始まらない。そう、

「かっ、勘違いしないでよね!」である。

基本的に「勘違いする」という動詞(误会、搞错)と、「・・するな」という助動詞を組み合わせる。

以下に例文を示す。

不要误会 "勘違いしないで"
别误会了
你可别搞错了 (可 は強調)
那一定是误会了 "それはきっと勘違いよ"
你是不是搞错了 "あなた、勘違いしてない?"

実際の利用シーンでは、 不,不要误会! と、どもる必要がある。

ちょっと高度な言い方ではこんなものがある。

你要是产生了奇怪的误会可不行了,所以我先提醒你一下而已。
"もし変な勘違いをしてたらいけないから、先に気づかせてあげただけよ。"

ここで注目すべきは文末の“而已”で、これは「・・したに過ぎない」という語気を表す。これは「・・・だけなんだから!」を表現しうる重要表現である。
相原茂先生の著書「WHY?にこたえるはじめての中国語の文法書」では、語気助詞の章で、相当する表現として“罢了”が紹介されているが、少なくともサブカルの世界では「而已」のほうがよく使われる。逆にいうと罢了は筆者はあらゆる文章で見たことがない。
而已は只是と組み合わせて「ただ、・・にすぎない」という文を作ることができる。ツンデレ表現では、「 S1 じゃない。ただS2 なんだからね!」という表現は欠かせず、まとめると以下の構文が見えてくる。

不是S1, 只是S2而已。

筆者はこれを「ツンデレ構文」と呼んでいる。これは 因为~所以 構文にも匹敵する重要構文と考えている。

以上を踏まえ、例文を用いて理解を深めていこう。

我不是想见你,只是偶然碰见你而已。
“会いたかったわけじゃありません。偶然ばったりと出くわしただけです。”

「・・だからねっ!」って強調するには、可や真的 を用いる。たとえば上の文を強調すると、

真的只是偶然碰见你而已。 ・・と、なる。

他の文を見てみよう。

我不是想给你吃。因为有很多,所以我只是想着分你一点而已。
"あなたに食べさせたかったわけではないからね。いっぱいあるから、ちょっと分けてあげようと思っただけなんだからねっ”
ビジネス・ツンデレ中国語ではこのように、因为,所以を使って論理的に説明をすることは重要だ。

他の例文を示しておく。
・我不是为了你才带盒饭的,因为这个盒饭好像有点味道了,扔掉也是浪费,不如给你吃。
・我可不是想和你一起回家,只是凑巧和你回家的方向一样,而且你又刚好走在我前面而已。
 ( 有点味道了:ちょっと腐ってる)

ここまではツンで、次にデレについて触れる。
つまり「まぁ、どうしてもっていうんなら、XXXするのもかまわないけどね」の表現だ。

你坚持的话:  <どうしてもっていうんなら、
->和你一起跳也可以啊。 あんたと踊るのも、まぁいいわ。
->和你一起跳也不是不行。あんたと踊るのも、ダメってわけじゃないけど。
->和你一起眺也没办法了。 っていうのもしょうがない。
「··也行啊」でも意味が通じるところ、わざわざ不行(ダメ)を不是で否定し、「不是不行(だめってわけではない)」として回りくどい表現にするとデレ表現としてグレードが上がるに違いない。

他の例文を示しておく。
・我因为闲得无聊,所以去看看电影也行啊
・我可不是要请你帮忙,只是因为在这里只有你一个男的,所以不得不找你。

その他の、関連表現を示す。

我才没担心你什么的:あなたの事なんてちっとも心配してないんだから
(才は断定を強調)
话话先说前头:先に言っとくけどね、
这可不是为了你: くれぐれもあなたのためではない。
我真的一点也不介意:少したりとも気にしてないし。
我真的一点也不高兴:少しもうれしくないないんだから。

以上、筆者の研究があなたの生活やビジネスシーンで役にたてば幸いである。

不,不要误会! 这不是因为我想让你开心。
我只是除了这个工作以外,没有别的事情可做而已!

No comments:

Post a Comment