Monday, March 7, 2011

テスト結果筒抜け?ChinaMobileの校讯通

電脳報 3月7日版によると、中国移動(China mobile)が ひそかに小学生市場を占領しているようだ。
China Mobileの提供する「」は学校教師が情報を発信する手助けをし、教師と子供の親の交流に便宜をはかるものである。
教師が発信する情報には、子供の健康状態、成績、日常生活の様子、
出席状況、試験結果、その日の宿題など、あらゆる子供の学校での状況が含まれる。

このシステムが導入された学校では、子供はテストの結果や授業参観などの情報を親から隠すことは不可能になるというわけだ。

去年11月に幼稚園版「幼讯通」がスタートしている。

Monday, February 21, 2011

Groupon中国上陸前夜

Grouponの中国でのサービス開始が近づき、あたりが騒がしくなってきた。
Groupon中国の"予定地"とされる gaopeng.com(ガオポン)は、テストのためか一時的にonlineになる事があるが、たったそれだけの出来事でもニュースサイトを賑わしている。

Grouponは、中国ではQQを開発している腾讯(TengXun)と合弁会社を作って中国に進出する。
QQ といえば中国の99%のネットユーザーが使っているのではないかという超メジャーMessangerソフトで、TengXunは同時に、中国最大のSNSサービス(QQ空間)を展開している。さらに横展開でマイクロブログのユーザも増やし、中国のTwitter的存在である新浪微博が昨年10月末時点で5000万ユーザーと発表した一方、TengXunのマイクロブログは 既に8000万を超えるユーザーがいるという。


このユーザー基盤にGrouponが乗れば、それはそれは爆発的な数の利用が予想されるだろう。
Groupon中国は米Grouponから9.5億ドルの巨額融資を得て、3ヶ月で3,000人規模の人員募集を行っている様子で、このうち70%が営業である。毎日100人の面接が行われており、まさにcrazyなまでの立ち上げである。

Grouponの進出以前に、既に中国にはGrouponをまねたクーポンサイトは多数ある。そのGrouponを迎え打つ陣営は大小合わせて1,700にもなるようだ。このサイトにあるリンクを見てほしい  これだけで満腹である。
このようなサイトの中で「聚计算(taobaoのもの)」「美团」「拉手」が大手に数えられる。美団はGrouponを手本にしているが、サービスを提供するにあたり中国でのローカライズを行った。たとえば、中国の家庭にはプリンターが少ないことから携帯電話のショートメッセージを使ってクーポンを発行する仕組みを用意し、インターネットに接続できない商店のために電話認証サービスも構築した。
また、糯米网(nuomi.com)の社長のChen氏は、「中国の消費者は商品の詳細な説明や大きな写真を必要とする。アメリカのGrouponは(こういったことをしなくてもいいので)楽だ」としている。

このように中国人の消費習慣を良く知っているのは中国人で、既存国内サイトの強みだ。そして既にサービスを行い、研究している。さらにGrouponの掲載手数料は売り上げの30~50%だが、中国国内の既存サイトは10%に過ぎないという。手数料率はこのビジネスにおけるキーのひとつであるが、Grouponは比率に変更を行うだろうか。

中国より先にGrouponが上陸した日本では、大きな話題にはなったが、「8Pチーズおせち料理」から、二重価格疑惑、レストランのキャパシティを超えたクーポンの販売に起因するトラブルなど、問題が噴出している。


同様の問題は中国でも起きるだろう。が、反応も日本とは違うはずだ。知人の話によると中国では二重価格はごくごく当たり前に行われているということだ。だから「50%引き?最初から安いんでしょ」という見方も一般的と考えられ、今更Grouponが大きな割引を提示しても、反応は薄いかもしれない。

Grouoponの中国上陸は、どのような結果をもたらすのか?非常に興味深い。

Thursday, February 17, 2011

教科書の落書き(下)


関漢亮
关汉卿(関漢亮。以下、関氏)は元の時代の作家で、中国文学史やその雑劇史において重要な人物である。日本ではマイナーな人物で、筆者も知ったかぶりで百度百科を見ながら上の説明を書いた。
この関氏は落書き界においては人気があるようで、ここでは落書きを通してこの人物の足跡を追っていこう。




関氏は農家の生まれだったようである。一流の作家として成功した人物も、昔はこのような苦しい生活をしていたというのはサクセスストーリーではよくある話である。一輪車に乗っている所が少々疑問が残るが、凡庸な人間には理解できないだけである。




50ccのバイクでハングオンを決めている関氏。間違いなく中学時代のスナップである。
よく見るとペダルが付いているので改造自転車か、中国でよく見かける電動自転車であろうか。
頬に一粒の汗が見えるのは、「やべっ、先公だ」といったところだろう。
中学時代は、家にひきこもって青春を熱く燃やさずに時間を浪費するよりは、これぐらいちゃんちゃな方がいいのである。



だが、ここまで進行するとそろそろ指導が必要である。
いまどき特攻服にリーゼントだなんて、目撃ドキュンの格好のネタにされてしまうだけで、ただでさえ就職難のこの時代、このような若者が増えると・・・・


こんな風にカエル的な宇宙人に侵略されちゃったりするのである。
イカに侵略されるのは筆者はOKだが、カエルはお断りである。 


海賊にだって襲われちゃう。このようなものに世界征服されたら屈辱以外の何物でもない。



そんなピンチに駆けつけたのは諸葛亮!
・・筆者は三国志を漫画版ですら読んだ事のないのだが(申し訳ありません)、孔明(諸葛亮)がワナをかける人物で、彼を前にして早計な判断をするのは危険であることは知っている。
そしてこの落書きを通し、諸葛亮がパワフルな人物である事をまた知りえたのである。

こうして孔明の活躍のおかげで地球は救われ、関氏は偉大な文学者となって歴史に名を残したのである。

めでたしめでたし。

Wednesday, February 16, 2011

教科書の落書き(上)

あなたが平均的な小中学生だったなら、教科書に落書きをしたり、あるいは友達が描いたのを見たことがあるだろう。
そしてそれは特に歴史上の人物の肖像画だったかもしれない。
このトピックでは中学生の作品きを2回に分けて紹介する。


まずこれはどうやら猫型ロボットである。
首から下とのハーモニーを無視して、大胆に頭部だけを乗せている。
その余りの清々しさに筆者は図らずも受けてしまった。

イケメンである。周杰倫は台湾の俳優で、映画版イニシャルDの主役、タクミを演じた人物である。
落書きの結果似ていたということであろう。スターリンに落書きして岡田真澄にしたようなセンスである。

イニシャルDといえばこれ。
簡単にいえば、
右:「とまれー」
左:「すぐにテールランプが見えなくなるぜ!」
・・・みたいな事を言っている(你看不到我的车尾灯)。
警官がスケボーに乗っているのがまたカオスである。
ちなみにこの教科書の原文は「范进中举」という清の時代の風刺小説で、この絵は主人公が狂った時の様子を表していると見える。確かに狂ってるのだが。
 
3人の偉人が縄跳びをしている図である。
真ん中の人物がピョンと跳ねている様子が、なんともお茶目である。
水にうかぶ優雅な白鳥は水面下ではバタバタと水をかいているというが、
中国の偉人も、一見近寄りがたい雰囲気を発散し
ながら、実は足元では縄跳びといった庶民の遊びに興じていた・・・のではないかという作者のイマジネーションが伝わってくる。

これは・・宅男の図である。宅男はご想像の通り「オタク」に近い言葉で、外部との接触を拒むことから引きこもりに近い(メディアでは御宅男と同義に扱われてきた。)。
筆者はそんなことよりマウスケーブルの枝毛見たいのが気になる。

目立ちたがりである。が、未来の世界で教科書に載っちゃったと聞けば、
偉人であっても、ついついピースサインを出して喜んでしまうのも無理はないだろう。
この肖像画の作者の息遣いを感じながら、そのタッチを再現した作画レベルの高い作品である。


Tuesday, February 15, 2011

違法音楽ダウンロードで开心网が訴えられる

Google中国の音楽「試聴」サービス
新京报が伝えたところによると、开心网(以下kaixin)が知的財産権利の侵害により告訴された。
無許可で音楽の試聴とダウンロードサービスを提供した疑い。

开心网は、中国第3のSNSサービスである。
原告は、北京源泉知识产权代理有限公司(知的財産を代理管理する会社)で、
kaixinの行ったダウンロードサービスで重大な経済損失をこうむったとしている。

一方、kaixinは原告には今回事件に関係した曲について訴訟を起こす権利はなく、kaixinは、場所を提供しているだけであり、楽曲の権利がどこに所属するか判断のしようがないとしている。

中国では、違法動画や楽曲のダウンロードがごくごく普通に行われている。
百度はもちろん、Google中国ですら音楽検索とダウンロードサービスを提供している(図)ため、今回のように訴えられることは十分にある。
あえて第3位のSNSサービスを選んだのは、勝ちやすいと判断した意図があると見える。

いずれにしろ、この裁判の行方は中国の知的財産の取り扱いに一石を投じそうだ。

Sunday, February 13, 2011

ニコニコ動画クローン、bilibili動画

bilibili が人気を集めているようだ。
正式名称は「哔哩哔哩弹幕网」で、内容を簡単に説明すれば「ニコニコ動画のクローン」だ。

中国には中国らしい独自のサービスもあるが、国外のサービスを真似たサービスも目立つ。
中国最大の検索サービス「百度」はGoogleのクローンで、ユーザ・ベース中国第二のSNSサービス「人人網」はfacebookのクローン。新浪微薄はtwitter のクローンといえる。

これらのクローンに共通して言えるのは、事実上、政府の政策により保護を受けているところである。Googleは検閲指導に我慢できず検索サービスについては 中国から撤退し、FacebookとTwitterには中国からアクセスすることが出来ない。 したがってオリジナルが使えないからユーザはクローンを利用することになりサービスは発展を遂げる。ニコニコ動画も2010年のノーベル賞の授賞式の数日前から中国からアクセスができなくなり、そこで入れ違うようにしてビリビリ動画の存在感は高まっている。

前置きが長くなった。話をbilibiliに戻そう。まずは画面を見てみよう。

 
 Flashを使った動画ウィンドウが真ん中にあり、ニコニコ動画を特徴づける画面の中を流れる文字がそのまま再現されている。
動画ウィンドウ下には、コメント入力ボックスがあり、ニコ動と同様に色や大きさなどが指定できる。スクロールする文字を消すのも可能だ。動画フレームの右側ペインには、表示するコメントの制限を行うインターフェースがあり、「そのまんまニコニコ動画」である。


  動画プリロード中のアイコンも、「どっかで見たことあるな・・」というもの。金さんの桜吹雪を見るまでもなくパクったのを自白せねばなるまい。
そのプリロード中の右のコメント一覧ペインには広告が表示される。「パクリやんけ!」と強く印象づけたのであえてこれも紹介する。bilibiliのクローン度に驚いてたら、息もつかせずのこの広告である。ちなみにこれは抱き枕の広告で、淘宝(楽天のような所)の店のサイトが開く。


サービスモデルが真似られる一方、そのユーザ文化も取り入れられている。これは弾幕。

弾幕アートもある。

紹介はほどほどに、早めに自分の目で確かめることを勧める。きっと、まもなく日本からのアクセスが出来なくなるだろう。

bilibili にあるコンテンツは、5割はニコニコ動画からの転載と思われる。4割は日本のアニメにファンが字幕を付けたもの。1割は中国オリジナルコンテンツだ。
ニコニコ動画からの転載により、初音ミクやMMD、東方といった日本の
サブカルチャーが輸出されている形になっているのは面白い。同時に「w」、「自导自演(自作自演)」「乙」「这样子,大丈夫? (そんなんで大丈夫か?←大丈夫は中国語ではない)」といったネットで使われる言葉もそのまま使われている。

先ほど「1割は中国オリジナル」と書いた(5%かもしれない)。実はニコ動的なサブカル文化発生の芽が見られるのだ。ゲームプレー動画は比較的簡単に作れるので、オリジナル作品の投稿が見られる。また、ニコ動的なカテゴリの作品も見られる。

 これは日本のボカロ作品、Just be friends を中国語で「歌ってみた」である。




これはbilibili娘なるオリジナル・キャラを使った動画である。

もっとも動画のBGMは日本の曲ばかりで、これ以外にも「ゆっくりしていってね!」「ドナルド」「イカ娘」「マトリョーシカのアレ」「やらないかのアノ人・・」などの日本のサブカルに登場するキャラ満載である。

中国では日本的な漫画絵が描ける人が増えている。創作人口こそまだ少ないが、書店には大量の漫画の描き方本が並び、科学技術だけでなく、漫画創作に関しても大きく発展を遂げる予感がある。

bilibiliは、ニコ動の「パクリ」だと悪く思う人々も多いかもしれないが、筆者はbilibiliがサブカルチャーのゆりかごとなって、今後オリジナルの文化が成長していくのを楽しみにしている。

Thursday, February 10, 2011

オンライン銀行取引額が年間553兆元へ

易观智库によると 2010年第4四半期の中国のオンライン銀行市場の取引額は173.70兆となり、前期比で
17.6%の増加となった。これにより2010年の中国オンライン銀行の取引額は 553.75兆元となり、2010年末までのユーザアカウント数は3億を超えた。

このように急速に規模が拡大した理由として、易观国际は4つの理由があると分析。
1つは、インターネットユーザが持続的な増加。2つめは、2010年の電子商取引が拡大し、オンラインでビジネスを行う企業がたびたび販促活動を行ったこと。3つめはコスト削減のため、各銀行が電子銀行の業務拡大を重視し、システムの改良や、宣伝と普及に努め各種の電子商取引企業と共同で大規模な販促活動を行ったこと。4つめに各銀行がが絶えまなく新しくオンライン銀行サービスを投入し、個人向けではオンラインでの財産管理サービスの種類が増加し、企業向けについては銀行と企業をダイレクトにつなぐシステムやオンラン上での貸付業務が少しずつ始まり、こういった業務の種類の豊富さが、オンライン銀行での取引額の引き上げる大きな促進作用となったとしている。