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用語定義網民:インターネットの利用者
報告書概要・2010年12月までで中国の網民の規模は4.57億に達し2009年末と比べて7330万人増加した。インターネットの普及率は34.3%まで上昇し、2009年から5.4ポイント増加した。
・ブロードバンド網民の規模は4.5億で、有線(固定ネットワーク)の利用者の中におけるブロードバンドの普及率は98.3%にのぼった
・わが国の携帯網民の規模は3.03億で、2009年末に比べ6930万人増加した。携帯網民の網民全体に占める割合はまた一段と増え、2009年末の60.8%から66.2%となった。
・農村の網民の規模は1.25億となり、網民全体の27.3%を占め、前年同期比で16.9%の上昇率となっている。
・30歳以上の各年齢層の網民の割合は上昇を続け、2009年末の38.6%から41.8%へと増えた。明らかな中学生の増加があり26.8%から32.8%に上昇した。高校生の割合は40.2%から35.7%へと初めて減少した。
・網民の自宅からの利用の割合は依然と高く、89.2%の網民が自宅からインターネットを利用している。ネットワークカフェ、職場、学校における利用者の割合はそれぞれ 35.7%, 33.7%, 23.2% で、残りの16.1%は公共施設での利用である。
・網民がネットの利用に使う機器は多岐にわたり、各機器の使用率はまんべんなく増えている。デスクトップPCを使っている網民は78.4%で依然と首位。携帯電話、およびノートPCを使っている網民はそれぞれ 66.2%と 45.7%となった。
・わが国の網民のネットの毎週の平均利用時間は18.3時間。
・2010年12月までに、わが国のIPv4アドレスの数は2.78億に達し、2011年2月には最後の分配が完了する見込みである。IPv4からIPv6への全面移行はさらに差し迫った。
・2010年、わが国のドメイン数は866万に減少した。そのうち.CNドメインは435万である。Webサイトの数は191万に減少、.CNドメインのものは113万で、全体の59.5%を占めた。
・わが国の有線(固定)ネットワークユーザにおけるブロードバンド普及率は98.3%になった。ただし、全国平均での接続速度は 100.9KB/sで、各省の中では上から河南、湖南、そして河北省での接続速度がそれぞれ速く、131.2KB/s, 128.2KB/s, 124.5KB/s となっている。
・検索エンジンの利用率は 81.9%で、ユーザ規模は3.75億となり、インターネットでもっとも利用されるサービスとなった。情報が非常に速いスピードで膨らんでいる今日、伝統的なポータルサイトの地位は低下し、検索がインターネットを発展させる動力となって次第にその「新しいポータル」の特徴をはっきりと示し始めている。
・商業サービスのユーザ規模は引き続き増加。オンラインショッピング・ユーザについては年間増加率が48.6%となり、最も増加率が高いサービスとなった。オンライン決済、ネットバングの利用率も速いスピードで上昇し、さらに多くの経済活動が展開されたインターネット時代となった。
・娯楽系のサービスの利用率は全体的に減少。オンラインの音楽鑑賞、ネットワークゲーム、ビデオのユーザ浸透率はそれぞれ 4.2, 2.4、0.5ポイント下がり、オンラインでの娯楽サービスはユーザ数の拡大の後、比較的穏やかな発展期に入った。
・マイクロブログと共同購入のユーザ数が一定の形を持った。わが国のマイクロブログのユーザ規模は6311万となり、全ての網民の13.8%を占め、一方共同購入のユーザは1875万で全体の4.1%を占めた。
・携帯用のサービスは引き続き発展し、インスタントメッセージの使用率は首位を占めてその利用率は67.7%となった。携帯でのニュース閲覧と検索の利用率はそれぞれ59.9%と56.6%となった。
・2010年12月までに、94.8%の中小企業でコンピュータが配備。コンピュータのない中小企業の割合はわずか5.2%となった。92.7%の中国の中小企業はインターネットに接続しており、サイトを開設したことのある(ショッピングサイトと、独立したサイトを含む)中小企業は43%に達した。
・しかしながら中小企業のWebサイトの運用レベルは低く、58.8%の中小企業の更新間隔は1ヶ月を超えており、サイトを運営する専門の担当者がいる中小企業についてはたった22.5%である。
・42.1%の中小企業がインターネットを利用してマーケティングやビジネスの拡張をしたことがあり、電子メールを利用してマーケティングを行った企業の割合は21.3%、コンピュータを使って仕事環境を拡張させたのは 19.3%。キーワード広告を使ってマーケティングを行った割合は15.4%となった。
・インターネットは既に中小企業と顧客を結ぶ橋渡しとなっており、顧客サービスのための主要なルートの一つとなった。57.2%の中小企業が現在インターネットを通じて顧客と疎通し、カスタマーサポートを提供している。
・インターネットに接続している中小企業のインターネットのセキュリティ体制のレベルは全体的に比較的に高い。アンチウイルスソフトをインストールしている企業は91.7%となり、ファイアーウォールを備えている中小企業は76.5%となった。セキュリティについて何の対策もしていない企業はたったわずか5.4%である。
・インターネットに接続している企業の中で、インターネットについての研修を行っている割合は低く、インターネットに接続している中小企業のうち一年以内にインターネットに関係した研修を行った中小企業は22.3%にとどまった。
・2010年、わが国の基本的なネットワークの安全問題は明確に改善された。2010年、ウイルスやトロイの木馬により被害を受けた網民の割合は45.%で、2009年より10.8ポイント減少。アカウントかパスワードが盗まれた経験のある網民は21.8%で、2009年と比べて9.7ポイント減少した。
以上