Groupon中国の"予定地"とされる gaopeng.com(ガオポン)は、テストのためか一時的にonlineになる事があるが、たったそれだけの出来事でもニュースサイトを賑わしている。
Grouponは、中国ではQQを開発している腾讯(TengXun)と合弁会社を作って中国に進出する。
QQ といえば中国の99%のネットユーザーが使っているのではないかという超メジャーMessangerソフトで、TengXunは同時に、中国最大のSNSサービス(QQ空間)を展開している。さらに横展開でマイクロブログのユーザも増やし、中国のTwitter的存在である新浪微博が昨年10月末時点で5000万ユーザーと発表した一方、TengXunのマイクロブログは 既に8000万を超えるユーザーがいるという。
このユーザー基盤にGrouponが乗れば、それはそれは爆発的な数の利用が予想されるだろう。
Groupon中国は米Grouponから9.5億ドルの巨額融資を得て、3ヶ月で3,000人規模の人員募集を行っている様子で、このうち70%が営業である。毎日100人の面接が行われており、まさにcrazyなまでの立ち上げである。
Grouponの進出以前に、既に中国にはGrouponをまねたクーポンサイトは多数ある。そのGrouponを迎え打つ陣営は大小合わせて1,700にもなるようだ。このサイトにあるリンクを見てほしい これだけで満腹である。
このようなサイトの中で「聚计算(taobaoのもの)」「美团」「拉手」が大手に数えられる。美団はGrouponを手本にしているが、サービスを提供するにあたり中国でのローカライズを行った。たとえば、中国の家庭にはプリンターが少ないことから携帯電話のショートメッセージを使ってクーポンを発行する仕組みを用意し、インターネットに接続できない商店のために電話認証サービスも構築した。
また、糯米网(nuomi.com)の社長のChen氏は、「中国の消費者は商品の詳細な説明や大きな写真を必要とする。アメリカのGrouponは(こういったことをしなくてもいいので)楽だ」としている。
このように中国人の消費習慣を良く知っているのは中国人で、既存国内サイトの強みだ。そして既にサービスを行い、研究している。さらにGrouponの掲載手数料は売り上げの30~50%だが、中国国内の既存サイトは10%に過ぎないという。手数料率はこのビジネスにおけるキーのひとつであるが、Grouponは比率に変更を行うだろうか。
中国より先にGrouponが上陸した日本では、大きな話題にはなったが、「8Pチーズおせち料理」から、二重価格疑惑、レストランのキャパシティを超えたクーポンの販売に起因するトラブルなど、問題が噴出している。
同様の問題は中国でも起きるだろう。が、反応も日本とは違うはずだ。知人の話によると中国では二重価格はごくごく当たり前に行われているということだ。だから「50%引き?最初から安いんでしょ」という見方も一般的と考えられ、今更Grouponが大きな割引を提示しても、反応は薄いかもしれない。
Grouoponの中国上陸は、どのような結果をもたらすのか?非常に興味深い。



















